







Outline
物件名 | 三田マンション |
---|---|
住 所 | 東京都港区三田2-8-12 |
建 築 | 昭和41年4月 |
構 造 | 鉄骨鉄筋コンクリート造9階建 |
戸 数 | 55戸 |
分 譲 | 林兼 |
施 工 | 大長崎建設 |
Report
昭和41年というと、東京オリンピックの2年後。
ヴィンテージマンションでは、日本信販のコーポラスシリーズに続き、黒川建設のシャトーシリーズや秀和の秀和シリーズ、東京コープのコープシリーズなど、意匠を凝らした雰囲気のあるマンションが多いですね。三田マンションもそんな時代に建てられた、ヴィンテージマンションのひとつです。
割肌の石垣に鉄平石の塀そこから顔を出す、きれいに刈り込まれた植栽。建物の印象に強い影響を与える開口は、少しだけせり出したインナーバルコニー。コンクリートの手摺と、透かしのように等間隔で連続する手摺と脚の隙間も、シンプルですが、高いデザイン性を感じます。
1階は一部がピロティになっていて、エントランスは車寄せのあるホテルのような造りです。
24時間警備会社のスタッフが常駐していて、入居者以外の入館を厳しくチェックしています。取材時もいろいろと聞かれました。入居者の立場になってみるとセキュリティについては安心できそうです。
平成10年に耐震補強工事も行ったようです。