







Outline
物件名 | 上野毛コートハウス |
---|---|
住 所 | 東京都世田谷区上野毛4-4-17 |
建 築 | 昭和59年6月 |
構 造 | 鉄筋コンクリート造3階建 |
戸 数 | 96戸 |
分 譲 | 日本ランディック |
施 工 | 清水建設 |
Report
最寄り駅は大井町線の上野毛駅で歩いて13分。田園都市線の用賀駅からも歩いて15分のほぼ中間点、等々力渓谷に注ぐ矢沢川沿いの平坦な住宅街に建つ、ヴィンテージマンションです。
道路を挟んでI字型のA棟とコの字型のB棟が向かい合う、2棟で一つのマンションを形成しています。外壁は陽のあたり方で輝きが変わる、パールのようなモザイクタイル張り。
建物の周りを大きなケヤキや植え込みが囲み、敷地にゆとりをもって建てられた、3階建ての低層マンションです。
エントランスホールには、スーツを着て鋭い目で来訪者をチェックする管理人が常駐し、オートロックのガラス戸を通り、敷地に入ります。
I字型のA棟は、各部屋へ続く階段室を結ぶように、一筋のケヤキ並木のプロムナードが作られ、一段下がったサンクンガーデンのような中庭を持つコートハウス型のB棟は、きれいに刈り込まれた植栽と列柱のように立つケヤキが通路を作り、どちらもブロックで舗装された足元は、程よく苔が生え、雰囲気がありました。
一つの階段室に各階2部屋が向き合って並ぶ、階段室タイプで、エレベーターはありません。このタイプは、玄関がお部屋の真ん中にあるセンターインタイプの間取りで、プライベートスペースと共有スペースの分離がはっきりしていて、個人的には好きな間取りです。
共用廊下がないので、片廊下型に見られる、廊下側の暗い部屋ができないのもいいですね。
すぐ近くには、コートハウス上野毛という、名前のよく似たヴィンテージマンションもありますが、分譲会社は異なります。コートハウス上野毛も、B棟と同じように敷地にゆったりと建てられた、低層のコートハウス型マンションです。
ほぼ同じエリアに、似たような名前、佇まいのいいマンションがある、ヴィンテージマンション好きにはたまらない環境です。