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物件名 | 奥野ビル(旧銀座アパートメント) |
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住 所 | 東京都中央区銀座1-9-8 |
建 築 | 昭和7年(左:本館)昭和9年(右:新館) |
構 造 | RC造7階建 |
戸 数 | |
設計者 | 川元建築事務所(川元良一) |
施 工 | 不詳 |
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中央区銀座にある、旧名「銀座アパートメント」、現在は奥野ビル。
このビルは2つの建物が連結しており、向かって左側の本館は1932(昭和7)年に竣工し、新館と呼ばれる右側は1934年に完成しました。
設計は川元良一氏。同潤会アパートで知られる同潤会建設部長兼設計課長を務め、初期の同潤会アパート設計の陣頭指揮を執っていた人です。独立してからは九段会館(軍人会館)などを手掛けました。
当時はまだ珍しかったRCで、住宅用エレベーターも備えたため、銀座屈指の高級アパートとなりました。
そこから銀座アパートは、戦後「奥野ビル」と改称し、事務所のみを受け入れるようになりました。もちろん前から住んでいた人は、そのまま住み続けましたが、住居スペースは場所柄か、次第に事務所スペースになっていったそう。
今はギャラリーが多く入居しており、その筋では有名な画廊ビルとなっています。
手動のエレベーターや、外観のスクラッチタイル、廊下の床のすり減り具合などの細部は、レトロ建築好きには垂涎ものかもしれませんね。